エロは心を打つ背徳的な展開がなければ、読み応えも抜き応えもない味気なものとなる。その点、多人数ガチ凌辱の鬼・三糸シドによる「ラストフルベリー」（三和出版）ならば、背筋がゾクゾクし胸を打つ凄惨なストーリーばかりなので、読み応えも抜き応えも抜群といえる。表題作の変態巨乳女子校生の純愛無残ストーリーは、巨乳・女子校生・輪姦・NTR・ド変態行為・受精・痴顔などの要素を満載した著者渾身の1作に仕上がっている。

親友の姦計にハメられ変態肉欲地獄に堕とされた巨乳女子校生

本作の見どころ抜きどころは、鬼女と化した親友・沙月の姦計にハメられ、変態肉欲地獄に堕とされた巨乳女子校生・桐子（ひさこ）の姿を描く著者のライフワーク「ラストフルベリー」。商業ベースで描き下ろしリメイクした同シリーズに加え、単行本描き下ろしとなる「ラストフルベリー epilogue」も完全収録されている。表題作の次にオススメなのは、最愛の実姉や幼馴染み彼女が借金のカタにセックス奴隷に成り果てるトラウマ必至の短編作品「サクラ散ル。」。借金のカタにヤクザに買われた姉を助けるために乗り込んだ弟が見たものは、一滴の酒で変態奴隷に成り果てる姉の痴態だった……。そのほかにも、最愛の彼女・ハルカと幸せな同棲生活を送るカレシだけが、見知らぬ男達に好き放題に嬲られてアクメをキメまくる彼女の姿を知らないNTRストーリー「ハルカ彼方。」、一切の穢れを知らなかった純真なハルカが、母親と一緒に男達に嬲られ、子宮に精液を撃ち込まれる「あの日のように。」も、心を抉る無残な展開に鬱勃起間違いなしだ。

・ラストフルベリー
・作者: 三糸シド
・価格：1,050円