その天使様の美しさに煩悩を隠し切れなくなってしまう

ここからなにも感じず、ただ平然と、心穏やかなままに居なければならないとなったら、それはどんなに苦しく過酷な試練なのだろうか。美しくも、神聖な天使様の姿。白き翼は心をくすぐるように、穢れを知らない身体は誰だって羨む程で。こんなにも美しく、こんなにも眩しい彼女を見て、どうして、ひとりの男として愛を覚えずにいられるだろうか。清らかな心を持って居るほど、惹かれてしまう。まさに罪な存在。それが、天使なのだ。


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