魔法使いと僧侶は殺されてしまいましたが、魔王は余興として、どちらの意識を助けるか勇者に選ばせることにした。選ばれた方にだけ練成した人体を与え、勇者との婚姻関係を認めるとのこと。魔法使いと僧侶、選ばれなかった方の意識は、抹消されてしまう。

「助けられるのは一人」は、新しい肉体と大好きな勇者をめぐって、魔法使いと僧侶が争う音声作品。勇者への愛と助かりたい気持ちから、お互いを貶めたり、勇者に対して過剰な「約束」をしていくことになる。すぐに射精してどちらかを選んでも構わないし、2日間寸止めを楽しんだあと、3日目の「最後のお願い」を聴いてから決めても構わない。ただし、二人とも助かるエンディングはない。