月を見ながら一杯…鈴虫の声、そして小川のせせらぎ…
その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。楓に促されるまま、おもてなしされるあなた。十六夜の月は今宵限り。お酒に団子に、すすきに……楽しい夜になりそうだ。戯れは夢の出来事……楓はあなたの右耳をたっぷりと時間をかけて、ゆっくり舐めてくる。
「【耳かき・耳舐め】うたかたの宿 秋の月見【バイノーラル・癒やし】」は、言葉の端々から秋を想像できるノスタルジックな雰囲気の音声作品。会話はゆっくりと、そして耳舐めは激しくないたっぷり時間をかけたゆったりと録音されている。一定の間隔で、睡眠するには最適。秋を想像……鈴虫の鳴き声や楓との会話をゆったりと気分で味わおう。全篇を通じてバイノーラル収録なので、目を瞑り、布団に横になり、音に集中して、作品の世界に没入してほしい。