萌えアニメなどにおいて幼なじみは、後から現れたポッと出の女にさらわれる損な役回りになることが多い。しかしあまりないがしろにしているとヤンデレ化するので要注意だ。ウィルテイム「略奪の輪舞曲」は、嫉妬に狂ったヤンデレ幼なじみの策略で、愛しい恋人を他の男に陵辱され、自らも壊れていってしまう過程を描くADV。濃厚な陵辱テイスト、喪失感を味わえる本作が、パソコンだけでなく、スマホやタブレットでもプレイできるようになったぞ。

あの女さえいなくなれば…彼は私のものになる……

三雲貴史には、つきあって1年になる恋人・篠原さつきがいた。平凡だけど幸せな日々を送っていた二人の日常は、貴史の幼なじみである西園寺舞によってズタズタに引き裂かれる。昔から貴史にとって妹同然の存在であった舞は、深く愛していた彼を新参者に奪われて、嫉妬に狂う。「あの女がいなくなれば……いいんでしょ」。舞は下衆な男たちをけしかけ、さつきをレイプされる。そして陵辱されるさつきの声を、貴史は携帯電話で聞かされ、何もできずにギリギリと歯がみするしかなかった。そして舞は、壊れていく貴史を誘惑し、彼の精液を請いせがむ。そして3人は共に狂気に堕ちていく……。