武田、明智、今川の娘=姫を捕らえてお仕置きじゃぁ~♪
戦国時代の姫というと、政略結婚の道具として登場する。遺されている資料も××の母というだけのことが多い。「戦国AKU-ME」で始まった「姫を捕らえてお仕置きじゃ~」イベントに登場する姫たちも名前は聞いたことがあるが…って人が多いかも。お仕置きしてどんな姫かを覚えちゃおう♪
イベントは姫たちが大将として待ちかまえている陣を次々と攻略していくことになる。敵将を倒して陣を進めて行くと、総大将のいる陣に到達する。総大将を倒せば次の面へと進軍できるようになる。大将たちを倒すともらえるのがイベントガチャチケット。金、銀、銅の3種類があり、賭場でスロットを回すことができる。見事、大当たりを引き当てるとお目当ての姫たちを入手できるし、例え外れても自軍の戦力を強化できるのでどんどん回していこう。
総大将として登場するのは小見の方。美濃長山城主の明智光継の娘だ。美濃で土岐氏の勢力が弱まり、斎藤道三が台頭してきたおり、まだ幼かった小見の方は道三への人質として差し出された。道三はロリコンではなかったらしく、19歳になってから正室として迎えられる。小見の方が生んだのが織田信長の正室となる帰蝶(濃姫)。明智光秀は小見の方の甥にあたる。
大将として頻繁に戦うことになる黄梅院は武田信玄の娘だ。甲相駿三国同盟によって、12歳で北条氏政に嫁いだ。氏直、氏房などの子を産むが、信玄の駿河侵攻に義父の北条氏康が激怒し、離縁させられ甲斐に送り返されてしまう。そのわずか半年後に27歳で死去。黄梅院は信玄が薄幸な娘を偲んで建てた菩提寺の名。氏政も早雲寺に黄梅院を建立し彼女を弔った。
ドロップ衣装をコンプすると手に入るのが瑞渓院。今川氏親の娘で今川義元とは兄弟である。北条氏康に嫁ぎ、氏政、氏照、氏邦、氏規を産む。兄弟は争うことなく北条家の関東での礎を盤石なものにしていく。今川義元と争うことになったときも離縁されることはなく氏康の正室のままだった。そんな前例があるのにどうして、黄梅院は……。小田原征伐で死去する。
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