たまにはこう、低い所から世界を見上げるのも悪くない

人は常に上を目指すもの。それは向上心であり、負けず嫌いな自尊心の賜物でもある。そうして頂点へ立てば、常に誰かを見下す事でしか生きられなくなるが、それはなんと哀しい事だろうか。上からの風景になれてしまうと、それ以外が見えなくなるだなんて。時には地面に寝そべってもいい。誰よりも低い、底辺でもいい。こうして、全身の力を抜いて、ただ空を見上げるのも悪くない。そうするとほら、そこには真っ白な、輝く、パンツ。


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