血が近いだけあって近親相姦は格別なものがあるのだろうか?
これは狂っているのだろうか。それとも欲望に誠実すぎるだけなのだろうか。茜新社「籠」は、ひどい近親相姦を繰り返す一族から妹を助けようとする兄の苦悩が見てとれる。大好きな妹を救いだすために田舎に戻ったというのに、すでに妹は血には勝てないでいた。
俺はずっと小夏だけを思ってきたのに、なんで他のヤツに…!
田舎はやっぱり恐い!そう思えもする、茜新社「籠」。代々伝わる風習が嫌で田舎を逃げ出した、敏夫。しかし、妹の小夏が心配で助け出すために再び田舎に戻る。少し成長した可愛い笑顔で迎えてくれる小夏。だが、家の雰囲気は全く変わっていないのであった。おぞましいほどの近親相姦はまだ繰り返しているのであった…。
昔見た、母親と祖父の生々しいセックス。そして、母や伯母とのセックスに飽きた父親が姉を犯す。だが、女たちも皆喜んで受け入れるのだ。この一族は近親のものしか受け入れられないのであった。小夏のことを大切に思う敏夫は、このおかしな風習から助けだそうとしたのだが、小夏に誘われて行った先では、父親に犯される悦ぶ小夏の姿があったのだ。
まだ16だというのに風習に取り込まれた小夏。祖父たちに迫られる敏夫も、最後には小夏を犯していた。ずっと小夏だけを思い続けてきた敏夫だが、目の前で自分以外に抱かれる小夏に我慢ができなかったのである。地蔵たちがびっしりと並んでいる部屋で、怒りをぶつけるように小夏を犯す姿はゾッとするものもあるぞ!