タイトル	Kanon
ブランド	Key
価格(税込)	980ポイント
PC版標準価格	8,800円

Keyの名作「Kanon」は、エロゲーでありながら、2度もアニメ化され、全年齢版が多く移植されていることからも分かるように、性的表現よりむしろプレイヤーに強烈な感動を与える高いストーリー性を特徴としており、「泣きゲー」というジャンルを定着させるきっかけとなった。

主人公相沢祐一は、家庭の事情により幼いころ（7年前）に暮らした北国の叔母の秋子の下で暮らすことになった。しかし、彼はなぜか7年前、その町であったことの記憶が抜け落ちていた……

彼はこの街で、いつも眠そうな幼なじみの少女、真冬の寒空の下で平気でアイスを食べる病弱少女、初対面の人間なはずなのになぜか主人公を恨む少女、夜の学校で何だか分からない物と戦っている少女、果てはたいやき窃盗犯という不審すぎる少女に至るまで、あまりにも個性的すぎる少女たちと出会うことになる。

この街で主人公は、授業中にエロ小説を意地と根性で読破したり、人類の敵を喰らいつくしたり、風呂を覗くどころか入ろうとしたり、気づいたら風呂が味噌汁になっていたり、学校に行ってみたらなぜか学校がなかったり、必死で地面を掘り返したりと、あまりにも奇妙で劇的な日常生活を開始することにった。

彼女たちと過ごす日常の中で、主人公は7年前にすっぽ抜けた過去の記憶を取り戻していき、奇妙な日常の持つ真の意味を知ることとなる。時に奇蹟的なイベントが起こったりと、ファンタジー色の強い不思議なストーリー展開が、プレイヤーの心を強く打つのだ。

(C)VisualArt’s/Key